日本神話である古事記や日本書紀には日本を誕生させた神代の時代の神々が登場してきますが、最終的には其の神々は現在の日本人(大和人)や現存する天皇に繋がってきて、今の天皇は天皇制が布かれて初代・神武天皇から今上天皇まで、第125代として挙げられています。
初代の神武天皇以前は神代の時代とされ、所謂、日本創生当時の何れも英雄伝説に基づく神々なのです。 其の神代のうちに太祖の神とされるのが、ヨーロッパで言うアダムとイブのような存在のイザナギ、イザナミなのです。
そして、現在の日本、つまり瑞穂の国を形作った神々がアマテラスの子孫たちで、ニニギ、以降のその後の神代三代とされる此等の神は九州の宮崎や鹿児島に天孫降臨の神々なのでです。
実は、イザナギ、イザナミのこの両夫婦神から生まれたのがアマテラス、オオヤマズミ(愛媛県今治市大三島の大山祇神社)、そしてスサノオなのです。 従って、アマテラス(伊勢神宮の神)とスサノオ(出雲大社の初代神)は姉と弟の関係にもあるのです。
このアマテラスの弟のスサノオは世間では“悪の神”とされていて、神話の物語ではアマテラスを困らせた「天の岩戸」の事件が有ったことでも有名ですが、その為に弟の悪業に困ったアマテラスはヤオヨロズの神(日本中の八百万の神々)と相談し、スサノオの罪を重く見て高天原から追放したのです。 其の地が葦原の国(本州)の出雲国へ降りたったとされるのです。日本神話を学ぶなら淡路島リゾートで一棟貸切り貸別荘がおすすめです。